「ビブリオバトル」を、ご一緒に!

「人を通して本を知る、本を通して人を知る」がキャッチコピーの「ビブリオバトル」は、ご存じでしょうか。

4~5人が、1人5分間で本を紹介し合い、その場に集まった人々と短い質疑応答(ディスカッション)をします。その後、紹介本の中から「一番読みたくなった本」の投票に入り、一番多く票が集まった本が、その日の「チャンプ本」となります。

 

「バトル」という名称ですが、勝敗を競うものではなく、その場の人々が選んだ本の紹介を通して、本/人との出会いを楽しむ“コミュニケーション・ゲーム”が「ビブリオバトル」です。私もこれまで、大学生や高校生のビブリオバトルに参加してきました。「あ、高校生にはこういう本が人気なのか!」など、発見も多く、次の日さっそく、その本を買いに行ったり・・・。

 

「ビブリオバトル」は、10年前の2007年に谷口忠大さんたちがはじめたもので、公式HPにその経緯と魅力がくわしく書かれています。

http://www.bibliobattle.jp/biburiobatoruno-rekishi

現在では、全国「大学」ビブリオバトルや、全国「高校」ビブリオバトルなどが開催され、各地の図書館やカフェなどでも実施されるなど、すそ野も拡がっています。

 

先日、「全国大学ビブリオバトル2017」の予選会の一つを、勤務先の大学で行ったところ、法学部・経済学部・人文学部の1~4年生が参加し、さまざまな本を紹介してくれました。決勝には4人が進みましたが、奇しくもその紹介本は、すべてが“小説”。学生たちが選んだのは、こんな小説でした――

 

・村山由佳『遥かなる水の音』集英社文庫

・青柳碧人『浜村渚の計算ノート』講談社文庫

・志駕 晃『スマホを落としただけなのに』宝島社文庫

・ジェイン・オースティン著 阿部知二訳『高慢と偏見』河出文庫

 

11月11日(土)14:00~16:00、三浦綾子記念文学館で「全国大学ビブリオバトル2017・北海道地区決戦B」が開催されます。北海道内の4大学が出場予定ですので、関心のある方々、どうぞお立ち寄りください。

田中 綾