田辺聖子の戦時下日記

「おせいさん」こと田辺聖子と、三浦綾子との接点は?1つ目は、「1964年」が記念の年ということ。そう、三浦綾子が「氷点」で朝日新聞一千万円懸賞小説に入選した年です。この年の1月、田辺聖子は、「感傷旅行(センチメンタル・ジ...

三浦綾子の「凄い語彙力」

文庫本の新刊コーナーをのぞくと、山口謠司さんの『文豪の凄い語彙力』(新潮文庫、2021年)https://www.shinchosha.co.jp/book/102861/ が目にとまりました。2018年刊行の話題の書が...

新聞小説ってなんですか?

「三浦綾子の『氷点』や『泥流地帯』は、いわゆる新聞小説でした」と授業で話したところ、学生から素朴な質問がありました――「新聞小説ってなんですか?」。はっとして聞き返したところ、「新聞小説」なるものを、時事問題やニュースを...

歌われた〈三浦綾子記念文学館〉

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、昨年末から臨時休館しておりましたが、おかげさまで、4月1日から無事に展示等を再開しております。休館中は、収蔵資料の確認などもして、あらためて〈文学館〉という場について考える時間をい...

テレビドラマ『羽音』

短編集『病めるときも』に収録されている、『羽音』という小説を覚えていらっしゃるでしょうか。1969年に『小説女性』に掲載された、家庭と愛をめぐる短編です。(三浦綾子記念文学館公式サイト『羽音』はじめの一歩 https:/...

続・子どもたちがあったかーく眠れる国を願って

先月の内容の続きを少々。各大学などで行われている、食糧支援の話題です。 第二学期の授業が終わった大学では、試験やレポートに追われた学生たちもひと息ついているころです。とはいえ、新型コロナウイルス感染拡大の余波で、アルバイ...

頌春 子どもたちがあったかーく眠れる国を願って

新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は世界的に揺れ動いた一年でしたが、そのような中でも、文学館への変わらぬご支援、あたたかなお心遣いとお力添えに、深く感謝申し上げます。 さて、昨年来、“新しい生活様式”という言葉も定着した...

河﨑秋子さんの4作目『鳩護』刊行

10月のこのブログでご紹介した河﨑秋子さん(三浦綾子文学賞受賞作家)、長編4作目となる『鳩護(はともり)』(徳間書店)が刊行され、さらに話題を集めています。 https://www.tokuma.jp/book/b535...