全国大学ビブリオバトル北海道地区決戦開催

全国大学ビブリオバトル北海道地区決戦開催

11月17日、「全国大学ビブリオバトル北海道地区決戦」が、三浦綾子記念文学館で行われました。5分間で本の紹介を行うコミュニケーション・ゲームの「ビブリオバトル」、当館での大学生の地区決戦は3年目となります。

http://zenkoku.bibliobattle.jp/zone_yosen/hokkaido_ab

今年は、「Aブロック」「Bブロック」の2つの地区決戦の会場となり、それぞれ5人のバトラー(発表者)が出場しました。室蘭工業大学からは留学生も出場し、ビブリオバトルが国際化していることにも刺激を受けました。

会場の約30人による投票で選ばれた「チャンプ本」は、次の2冊です。

・Aブロック『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著、白根美保子訳、筑摩書房、改訂版、2013年)

・Bブロック『お嬢さまことば言葉速修講座』(加藤ゑみ子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン、改訂版、2017年)

『金持ち父さん貧乏父さん』は、以前ななめ読みしたことがありますが、『お嬢さまことば言葉速修講座』は未読。内容とタイトルに惹かれ、さっそく購入してみました。

「お嬢さまことばの背景には、基本的に、健全な自己肯定感があります」(p169)、その健全な自己肯定感とは、「~ねばならぬ」という意識から解放されたニュートラルな状態で、その状態だからこそ、他人の良さに目を向け、褒めことばをたくさん持つことができるのだとか。近年の若い世代は自己肯定感に乏しいとも言われますが、この本は、そんな心を少し軽くさせてくれるものかもしれません。

普段なじみのない本と出合える「ビブリオバトル」、今回も発見と好機をいただいたように思います。発表者のみなさん、ご苦労様でした!

全国大会は、12月22日に東京・大手町で開催されます。三浦綾子の本が紹介されることも、ひそかに期待しつつ……。

末尾ながら、みなさま、どうぞ佳き新年をお迎えくださいますよう。

田中 綾